にしちゃんの言っている通り、五ヶ瀬町ではどこにいても一日中賑やかに鳥の声が聞かれます。
鞍岡地区は標高も高く、九州では珍しい鳥も生息しています。
この「くらおかくらら」で少しずつ紹介していきますので、ぜひ五ヶ瀬町で探してみてください♪
絵は、五ヶ瀬町鞍岡在住の渡邊心美さんに描いていただいてます!
★新作の鳥の絵が完成次第、こちらで順次公開予定です!!
▶コマドリ 7月08日公開済!
▶アオバト 7月08日公開済!
▶キジ 7月08日公開済!
▶サンコウチョウ 7月25日公開済!
▶ミサゴ 7月25日公開済!
ホシガラス
ホシ+カラスという名の通り、カラス科で星のような白い斑点があるのが特徴です。
1,000m超の高所に生息し、鞍岡地区でも見られます。
体調35㎝ほどで街のカラスよりも一回り小さいのが特徴です。
主に寒冷地のハイマツのある森林に生息し、登山者の間でもよく知られているホシガラスですが、昔ほど見かけなくなったと言われています。
鵺(ぬえ)~トラツグミ~
鳥の名前はトラツグミです。
鵺(ぬえ)は平家物語などにも出てくる妖怪の名前です。
この妖怪が夜にヒョーヒョーと不気味に鳴き、これがトラツグミの鳴き声に似ていることから、鵺=トラツグミといわれているようです。
渡り鳥で、夏の間は標高の高い山地で過ごし、冬は平地に移動します。
スズメ科ですが、体調30㎝なのでスズメよりひと回り大きい鳥です。
ゲラ(アオゲラ)
ピョーピョーピョーと大きな声で鳴くキツツキです。
また、キョッキョッという声や、ケラケラケラ~という声も持っていて面白い鳥です。
実は日本でしか見られないキツツキで、アオゲラというので青かとおもいきや、きれいな緑色の鳥です。
コマドリ
きれいなオレンジ色をした、スズメほどの大きさの鳥。
ヒンカララララ~♪と珍しい鳴き声で、これが馬のいななきに似ていることで、「駒鳥」の名前がつけられたそうです。
「駒」は将棋などのコマでなく、馬の総称を「駒」というそうです。
ブナハバチというブナの木の害虫被害などで、ブナの木が減り始めています。
主にブナの葉などを使って巣作りをしていたコマドリは巣が作れずに、鳥の数も少なくなっているそうです。
アオバト
きれいな黄緑色をしたハトです。
メスは全体が黄緑で、オスは羽根の一部が赤くなっているのが特徴。
「アオーアオー」という特徴的な鳴き声もアオバトといわれる由来だそうです。
ほとんどを高地で過ごしますが、ハトの特徴であるミネラル補給の為もあり、夏場には沿岸部へと渡ります。
サンコウチョウ(三光鳥)
鳴き声にとっても特徴があり、鳥の名前も鳴き声からつけられました。
「月(ツキ)日(ヒ)星(ホシ)、ホイホイホイ」と鳴くと言われています。
この鳴き声の「月と日と星」の「三つの光の鳥」という意味ですね。
オスの尾が30㎝ほどもあるのも特徴で、中山間部でよく見られる鳥。
ぜひ探しにきて、鳴き声を聞いてみてください!
心美さんの一言
実は一度も見たことがありません。
五ヶ瀬町にこんな美しい鳥がいるとは!私もびっくりです!
ミサゴ
タカのようですが、ミサゴ科という分類になります。
海岸で魚を餌にして飛び回っているミサゴですが、この五ヶ瀬町でも見られます。
五ヶ瀬町のミサゴは川魚(ヤマメ)が好きなのでしょうか?
心美さんの一言
ミサゴに釣った魚を奪い取られたことがあります・・・。
意外に大きくて凄かったですよ!
アオバズク
フクロウ科で、「ホッホウ、ホッホウ」と2回1セットで鳴き、フクロウの中でも一番メジャーな鳴き声かもしれません。
山地というより街中で割とみられるので、五ヶ瀬にいるアオバズクはある意味で珍しいのかも。
キジ
キジは日本の国鳥です。
日本の国鳥でありながら、狩猟も許されているという、なんとも複雑な鳥。
長い尾を持ち、ケーンケーン!と大きな声で鳴きます。
朝にキジが鳴けば雨で、地震が近づけば大声で鳴くといった予知能力まで与えられているといわれます。
そんなキジも、ここ五ヶ瀬町鞍岡で、普通にたくさん見られます。
(絵の作者、心美さんの大好きな鳥だそうです!)
(サイトの写真は「写真のフリー素材サイト~photoAC~」より)