花言葉「秘密の想い出」と言われる、木蓮華升麻(キレンゲショウマ)。
小説の「天涯の花」でも有名ですね。
実はこれ、絶滅危惧2類に指定されている貴重な花です。
そんな貴重な花が、ここ鞍岡地区で自生しています。
知る人ぞ知る・・・詳しい場所は大きな声では言えません。
何故って、たくさんの人が来て見られる広い場所でもないし、絶滅危惧なだけに、地元で大切に自生を保護しているから。
このキレンゲショウマ、花にそこまで興味が無い方でも一度見ると、きっと虜になってしまうでしょう。
黄色い小さな花姿も綺麗だけど、丸っこくて小さな蕾の感じも可愛い。
高地でひっそりと、反日蔭の涼しい場所に自生する姿は、なんともいえないものを感じます。
まさに「秘密の想い出」。
雨上がり、黄色い花に日の光が差しているところは、いつまでも見ていられそうです。
蜂さんも頭を突っ込んで(笑)
花の時期は7月下旬~8月中旬頃。
かなり山の奥地ですが、知っている方は県外からも来られているようです。
ただ、キレンゲショウマが自生するポイントは足場も悪いので、残念ながら花の根元や緩い地盤が踏み荒らされてしまっているのが現状。
見にこられた方になるべく多く、長く、楽しんでいただく為にも、「木道などの整備が必要かもしれない」と地元の方と話していました。
どうしても情報が欲しい方は、こちら「くらおかくらら」又は、五ヶ瀬町観光協会までお尋ねください。
なんとも、情報とも言えない情報で、スミマセン…。
いつか皆さんと、出会えますように。
キレンゲショウマ。