昨年に引き続き、桑野内地区町民と鞍岡地区町民の間で「しめ縄交流会」が行われました。
この行事をあなどるなかれ!
五ヶ瀬町って、三ヶ所地区、桑野内地区、鞍岡地区、とあって、あまり地域同士の交流会ってのはあまり無いイメージなんです。
神楽のお祭りなんかでは地区が合同で催事を行ったりしてるのですが、わざわざどちらかがどちらかにやってきて・・・というのは珍しい行事。
今回はこのしめ縄交流会がどのように行われたか、リポートしていきます!
五ヶ瀬のしめ縄って?
五ヶ瀬のしめ縄!
五ヶ瀬の各家庭で飾られているしめ縄は、ほとんどが手作りの物です。
五ヶ瀬には手作りの民芸品を作る方が多いのですが、しめ縄もその一つ。
作り方を知っているのはだいたいが五ヶ瀬の80歳代以上の男性たち。
特にしめ縄作りと販売を生業にしている方ではないのですが、昔から作られているので腕はかなりのもの。
作り手1人1人に技があり、それぞれが作るしめ縄にはその人の個性が光ります。
しめ縄交流会の様子
予定時間よりも30分ほど早く鞍岡のしめ縄組は集合し、使う藁を「すぐり」始めました。
藁すぐり(藁選り)は藁を選ぶことですが、藁先を落としてわら細工をし易いようにしていく下準備です。
実際、こんな感じでやってます!↑↑
9時30分、桑野内しめ縄組が鞍岡に到着し、ぎおんの里づくり協議会会長から歓迎のご挨拶。
昨年に引き続いて2年連続で開催できて、久しぶりのお顔を見ることが出来たことが嬉しかったです。
そして早速、しめ縄作りが始まりました!
桑野内の名人達と鞍岡の名人達の技の交換!そしてコラボレーション!
見ているだけでウットリする手さばきです!
力を合わせる名人達。
バサバサとしめられていく藁を見てると気持ちよく、おじさん達がカッコいい!
もちろん女性も参加です!
そんなこんなで、しめ縄交流会は今年も盛大に盛り上がり、参加者からは「またこういう機会を!」という声。
昨年は鞍岡から桑野内へしめ縄が贈られたので、今年は桑野内から鞍岡へ作ったばかりの手作りしめ縄が贈呈されました!
鞍岡名物?コミュニティ食堂!
お昼には祇園テラス鞍楽で定期的に開催されている「コミュニティ食堂:くららキッチン」がオープン!
鞍岡ボランティアスタッフの調理したランチが食べられましたよ!
何気にメニューがおしゃれでビックリ!
ワンプレートランチじゃん!
皆さん美味しく召し上がっていただけたようです!
終わりに
昨年に引き続いてコロナ禍に行われた「しめ縄交流会」。
しめ縄を一緒に作るというシンプルな目的の中に、交流という重要で何か温かいことが行われる一日です。
参加者からも聞かれましたが、このような地区交流イベント、是非続けていってほしいですね。
この笑顔をもっと見たい!