くらら(祇園テラス鞍楽)では、夏休み中の期間限定で子ども食堂を運営しています。
今年の開催は7/31~8/4。
その開催日の中で、8/2には子どもたちや高齢者と一緒にかかし作り教室を行いました。
このかかし作りは、かかしを作るという目的と、捨てる予定の洋服を「かかしに譲る」という2つの目的があります。
地域の人々の思い出の洋服をかかしに着せて、田んぼや畑の番人となってもらうって訳ですね。
ちなみに、このかかし作りは昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。
一昨年の様子はこちらのYouTubeで紹介していますよ!
2年前の小学生、今は中学生になった子たちがほとんどです^^
地域ボランティアたちによるかかし作り
竹を使った骨組みは、朝早くから地域の方が準備しています。
かかしの「中身」になる藁は加工しやすいように「すぐり」準備します。
朝9時に元気に集まってきた子どもたち。
朝のラジオ体操を地域の高齢者と一緒に行って、準備OK!
ぶっつけ本番!見よう見まねで作るべし!
最初にかかし作りの作り方を教えてくれるのかな~。
初めての子どもたちも多いみたいだし・・・。
そんなことを思っていましたら、「はい!やってみよう!」でいきなり開始!
え?教えてあげないの?と聞きましたら、
大丈夫!できる!見よう見まねで思い思いに作ればいいったい!との・・・「M」姉さま。
自由なんだか、スパルタなんだか、くらら式なんだか(笑)
ワイルドな教室です!
それでも子どもたちは見よう見まねで作り始めます。
もちろん優しい地域のボランティアさん達が一緒に入ったりします。
みんな思い思いに自分たちのかかしを作ります。
初めての子はかかし作り名人のおじちゃんと一緒に!
かかし作りの先生、あきのりさん。
先生!いるんじゃないですか!教えてあげてよ!
かかし作りの「あきのり先生」はわら細工ならお手の物。
秋ごろには、しめ縄飾りにも大活躍です。
地域の高齢者もグループでかかしを作ります。
さすが年の功?おばちゃんたちのかかしはクオリティが高い!
この日は少し雨も降っていて、台風も近づいている為、田んぼに立てる作業は後日となりました。
田んぼに立てる作業が終わったら、またこちらで全てのかかしを紹介したいと思います。
どれもとってもユニークなかかしが完成していましたよ~^^
夏休みの子ども食堂
かかし作りが終わった後は、地域ボランティアによる子ども食堂!
旧鞍岡中学校の給食室で料理されたお昼ご飯をいただきます!
今日のメニューはみんな大好きカレーライス!
全て手作りなのは当然ですが、野菜やお米などの食材はほとんど地域住民からの寄付です!
カレーライスにサラダにフルーツゼリーまで。
今日は特別に!おかわりもOKだったようで、みんなモリモリ食べていました。
かかし作り&子ども食堂~最後に~
昨年は予定していたにも関わらず、コロナ禍で中止になった地域のイベントです。
このような地域の子どもたち向けの夏休みイベントが復活したことが嬉しいですね。
また、毎回驚かされますが、このようなイベントで集まってくださる地域ボランティアの方々がスゴイ。
「地域の子どもたちは地域みんなで育てる」という気持ちがあふれているイベントです。
イベントに参加した子どもたちが、大きくなった時に思い出してくれて、今度は自分たちがボランティア側にまわってくれると本当にうれしいですよね!